どうも!大阪府豊中市の輸入車専門整備工場garage ヨリタカです。
本日は池田市から不動のE36 M3後期の入庫です。5~6年エンジンかけずに保管していたそうです。
また乗りたいので復活させてほしいとのご依頼です。
メカニック心をかなり掻き立てる依頼なので現車を見もせずにOKといいました!!
ご依頼から約一か月後、ようやく引き取りに現場に行きましたが、現車確認して、工具や何やら取りに出直し。
再度引き取りに行き無事持って帰ってきました。
とにかくエンジンが生きてるかどうかが復活のポイント!
コイルを外し、プラグを外し、ポラグホールからエンジンオイルを注入。
一時間ほど放置してからクランクを回します。
いきなりスターターを回すとピストンリング折れの可能性があるので手で回します。
ファンカップリングに工具をかけて徐々に回していきます、引っ掛かりもなくスムーズに回りました、
一安心です。
次に燃料ポンプのコネクターを外して燃料ポンプを非作動状態にします。
燃料による希釈からシリンダーを保護するためです。
バッテリーを繋いでスターターオン、油圧が上がるまでスターターを回します。
オイルがエンジン内に回ったところで各シリンダーの圧縮圧力を測ります。
スターターの回転が遅いので圧力低いですが一応駄目な個所はないです。
プラグを取り付けコイルも付けてエンジンスタート、、、、、掛かりません、、、、世の中早々うまくはいきませんわな。
燃料ポンプがお亡くなりになっています。
今日はここまで、ポンプと燃料フィルター発注しておきます。
この子はそこそこの長編になりそうですね。
それではまた!!